「保釈保証金」とはどのようなものですか。
2017年01月17日(火)00:47
保釈保証金とは、保釈される条件として、裁判所に納めるお金のことをいいます。
保釈保証金は、被告人が定められた裁判期日に出頭しなかったり、被害者・証人などを脅したりした場合には没収される可能性があります。
しかし、裁判終了までこうした問題がなければ、全額返金されます。
保釈保証金の金額は、事件の重大性や被告人の資力などを考慮して、裁判所が決定します。
被告人が逃亡したり証人を脅したりすることのないよう、充分なプレッシャーとして機能する程度の額を設定する必要があります。
一般的には、100万円~150万円が最低ラインとなっているようです。
もっとも、TVのニュースでも「○○さんの保釈金は××百万円」「○○さんの保釈金は××億円」というのをしばしば耳にするように、事件・被告人によってその額はまちまちです。
事件が重大であるほど、また被告人の資力が高いほど、保釈保証金の金額は高額になる傾向にあります。
なお、保釈保証金の準備が難しい場合、有価証券や被告人以外の者の保釈保証書を提出することでも代替できるとされています。
また、保釈保証金を立て替えてくれる業者も存在します。
~もっと詳しく~
保釈金は全額戻ってくる?~世間が誤解している保釈保証金システム~
餅は餅屋というように、法律のスペシャリストである弁護士に任せるのが一番の近道です。
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