刑事裁判はどれくらい時間がかかりますか。
2017年01月17日(火)00:59
刑事裁判にかかる時間は、事件によって様々です。即決裁判では、起訴後14日以内に裁判が開かれ、当日中に判決が言い渡されるため、実質1日で裁判が終了します。
通常の簡易な自白事件(争いがなく、証拠関係がシンプルな事件)では、審理に1日(30分~2時間)を要し、約2週間後の判決の日には判決が言い渡されるだけで終了します。
これに対して、事実や証拠を争う事件では、証人尋問や鑑定などを行う必要があるため、裁判が長期化します。
そのため、裁判が終了するまでには、早くて起訴から数か月、遅ければ何年もの期間がかかることがあります。
また、事件(余罪)が複数に及び、再逮捕や追起訴が繰り返されている事件では、証拠関係に争いがなく容疑を認めていたとしても、裁判が終了するまでに1年以上の期間を要する場合があります。
餅は餅屋というように、法律のスペシャリストである弁護士に任せるのが一番の近道です。
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