非常識な依頼人あれこれ

2017年07月27日(木)17:53

弁護士になって3年を超えた。
この間,いろんな依頼人に出会ってきた。
しかし,想像以上に「非常識な」人が多い。
ここでは,今まで私が出会ってきた非常識な依頼人を挙げてみる(随時更新予定)。

 

1 電話編

 ・電話受付時間外に電話を掛けてくる。
  →論外。営業時間は名刺ホームページその他に書いている。そもそも朝9時から夜9時まで電話を受け付けている。対応としては十分である。

 

 ・名乗らない。
  →匿名で相談に乗って欲しいなら弁護士ドットコムに投稿せよ。

 

 ・いきなり相談を始める。
  →弊所は電話相談不可。これもホームページその他に書いてある。電話相談可の事務所にあたられたい。

 

 ・無料相談が当たり前と思っている。
  →弁護士は奴隷ではない。

 

2 面談編

 ・ノックをしない。
  →論外。

 

 ・本人が来ない。
  →伝聞は信用できない。刑事訴訟法320条1項参照。

 

 ・目の前で親子喧嘩を始める。
  →恥ずかしくないのか。

 

 ・値切る。
  →弊所は大阪では安価な弁護士費用である。

 

 ・結果の保証を求める。
  →弁護士は神ではない。なお,委任契約は結果債務ではない。

 

3 委任後編

 ・連絡が取れない。
  →やる気が無いなら委任するな。

 

 ・連絡が多過ぎる。
  →あなたのためだけに時間を割くことはできない。

 

 ・必要書類を送らない,その他宿題を放置する。
  →やる気が無いなら委任するな。

 

 ・着手金を払わない。
  →弁護士は奴隷でない。

 

 ・無理難題。
  →朝一,仕事が始まる前に裁判官に電話をつなげ,弁護士ならできるはずだ,と。弁護士は神ではない。

 

 ・怒鳴る。
  →会社では怒鳴ってもパワハラではないと言われた。

 

弊所では最低限の常識もわきまえない方からの依頼はお断りしますし,受任後も辞任致します。
ご理解ください。

以上

 

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