顧問弁護士の必要性
皆さんは,顧問弁護士という存在をご存じでしょうか。
顧問弁護士とは,継続的に法律問題について,相談を受け,紛争予防・解決のためにアドバイスする弁護士のことを言います。
企業の方が利用することが多いですが,個人の方が利用する場合も増えています。
お医者さんでいうところの主治医とも言われますね。
顧問弁護士は,あなたの法律上の悩みに日常的に対応します。
企業の方であれば,経営で生じる法律問題,契約の問題,従業員との間の問題,コンプライアンス,その他様々な問題について,日常的に対応します。
個人の方であれば,家庭の問題,近隣との問題,学校との問題,会社との問題,その他様々な問題について,日常的に対応します。
法的紛争が生じないよう,紛争予防のために活動します。
もし紛争に発展したら,そのときは紛争解決のために活動します。紛争に発展した場合に生じる弁護士費用は割引されるのが通常です。
もちろん,顧問弁護士をつけるためには,毎月の顧問料を支払う必要があります。
弊所の場合は,業務の内容に応じて,5万円,10万円,20万円の3種類となっています(条件により4割引とさせて頂く場合がございます。詳しくはこちら)。
ただ,「別に弁護士に相談すること何てないし・・・」「毎月の顧問料が無駄になるんじゃないの?」と思っておられる方が多いのが現状です。
確かに,特に相談することがない月も,顧問料は払わないといけません。
それは無駄だと感じてしまうのは無理もないでしょう。
しかし,「顧問料は将来何かあったときのための保険料」だと考えてみてはどうでしょうか?
皆さん,将来病気やケガで入院したとき,不幸にも亡くなってしまったときなど,将来何かあったときのために,保険に入っておられることと思います。
現に,生命保険の加入率は,平成28年度「生活保障に関する調査」(生命保険文化センター)では81.0%となっています。
そして,同調査では,収入別の年間払込保険料(個人年金保険含む)の平均額は次の様になっています。
300万円未満 ・・・15.2万円
300~500万円未満 ・・・17.7万円
500~700万円未満 ・・・20.7万円
700~1000万円未満・・・23.9万円
1000万円以上 ・・・30.2万円
皆さん,相当額の保険料を払っていることがわかりますね。
保険は,掛け捨てだと,将来何もなければ損だと感じるかもしれません。
しかし,「将来何かあっても大丈夫」という安心感が得られます。
「この安心感には,相当の保険料を支払う価値がある」と,皆さん思っておられるんですね。
顧問料についても,同じことが言えます。
「将来何かあっても,顧問弁護士がいるから大丈夫だ!」という安心感を,日常の経営や生活に与えてくれます。
その上,顧問弁護士は,将来何かが起きないよう,普段からアドバイスをしてくれるのですから,保険よりもお得ですね。
保険料を払うことに抵抗がないのに,顧問料を払うのは抵抗がある,というのはおかしいとおもいませんか。
法律問題は身近なところに潜んでいます。
将来の備えに,顧問弁護士をご活用下さい!!!
以上